Mini-14用リアマウントレール作成
ガガンボです。
以前Mini-14用のハンドガードレールを作成しましたが、やはりリアにもスコープ類を載せられるようなマウントレールを作ってみたいなと思い作成しました。
ハンドガードレールよりも小さいしすぐ作れるかと思ったら、モデルの微調整が結構大変でした。
今回はトイガンの形状のためにいくつか条件がありました。
マウントの固定方法
・大幅な加工を避けたい場合はサイドプレートの交換が現実的
(このトイガンのサイドプレートの固定は実銃と異なりレシーバー内部からのねじ止め)
実物のマウントにはサイドプレートを使用せず、レシーバー後部にあるマウントの2箇所で固定するタイプもありますが、このトイガンのレシーバー上にはありませんので不可能です。
レールマウントの形状
・前回作成したレールハンドガードに高さを合わせたレール(個人的な希望)
・少なくともACOGマウントが載せられる長さのレール長。
・排莢に問題が無い形状
これらをクリアする形状で何度か試作しましたが、レールハンドガードに高さを合わせた場合はピカティニー規格を守れなくなり、レールへの取り付けができなくなりました。
こうなってはマウントレールの意味が無いので、リアのマウントに関しては高さをすこーしだけ上げることにしました。
(実物でも前後フルフラットレールの例がほぼ無いし、そもそもそういうことをするタイプの銃ではないですからね。)
で、こちらが最終形状のリアマウントレールです。
こういう形状の実物は存在しないのでオリジナル形状です。
強度や安定性を保つために極力レシーバーに沿う形にしています。
まだレールを高くできますが、見た目が野暮ったくなりそうなので今回はコンパクトにしました。
ボルトリリースも勿論干渉せずに押せます。
注意事項
リアマウントの固定はツメ1箇所と小さなネジ2箇所だけなので、マウントを引きはがすような力が加わると恐らく速攻ネジ穴が死んでサイドプレートが固定できなくなりそうです。重量級だったり高価な光学機器の装着は避けてください。
セットアップ例
リアにシンプルなダットサイトのみ。これは個人的にアリ。
見た目はユニークだけどアイリリーフが全く足らず使えません。実物の1.5倍を使えば見えるかもしれないけど、そこまでしてACOGを載せたい人はいないはず。
注意点
今回のものは銃の分解に加えてネジ穴用の穴あけと、マウントを真っすぐに傾かないようにサポート面のヤスリ掛けが必要なのでちょっと手間です。
データの販売ページに必要な情報と写真は載せていますが、やる気があったら簡単な分解手順とすり合わせの説明記事を別で書こうかなと思います。
もしよければ下記のリンクからどうぞ。
何か質問がありましたら気兼ねなくご連絡ください。
おまけ
追加で買った分を含めた金属カート30+1発用にケースを作りました。
必要だったらどうぞ。(無料)