排莢式Mini14とレールハンドガード作成
ガガンボです。
突如アナウンスされたMini14タイプのトリガーブローバックトイガンが届きましたのでほんの少しレビューします。
随分と前にタナカとCNCからモデルガンが発売されており、ガガンボ自身ヤフオクでこの2年くらい良さげな状態かつ10万いかないくらいでウォッチしていましたが、今流行りの気軽に遊べるモデルガンとして世に出たからには買っちまえ!という感じで、最速で予約が始まった臥龍商店で注文しました。
購入したのはシルバーモデルと、追加マガジンx1、金属カートx1袋です。
さらに予約特典でおまけが入っていたのため、合計はマガジンx3、樹脂カートx20発、金属カートx30発になりました。
お、こんな感じね。
リアルサイズらしいですが、比較できるモノがないので不明。カートは5.56よりも結構小さめ。
とりあえず入れて撃ってみましょう。
緊張の瞬間…
カチン、カチン。
小気味よく排莢されます。かなりトリガーが固いのでしっかり遊びたいなら手袋を嵌めましょう。うん、問題ないね。
次は見た目を見ていきます。あんまり詳しくないからパッと見た印象ね。
塗装の印象は、まあ15k~25kの値段ならまあこんなもんかーって感じ。シルバー部分は割と塗装が剥がれやすいので塗り直したいけど、塗り直しても自分の技量だともっと綺麗に塗れるのかな〜って具合。(シルバーを塗った経験がありません。)
ウッド部分も同時期に発売されるはずだったSKSの見本写真と比べると若干劣るかな。まあプラだし仕方ないかも。
稼働部について
・いつでもチャージングハンドルを引ける
・弾の無いマガジン挿入時にボルトキャッチが掛かる
・ボルトキャッチのリリースはピンとハンドルの両方で可能
・マガジンの無い時に手動でもボルトキャッチを掛けられる(レシーバー内部からアクセス可)
・エジェクターがライブ
調整箇所
・トリガーがあまりに重いので左側の引きバネ除去
・フロントのクランプのネジ穴の位置が若干後ろ気味でネジを締め辛かったため、クランプの凸を若干削る
・ストックの折り畳みが不十分なためストックロック2箇所を削る(くろねこyz様参照)
これで現状動きに不満はありません。
あと唯一気になるのはボルトリリースのピンにテンションが掛かっていないので、逆さにすると無条件でボルトリリースが掛かります。実物はどうなんでしょう。内部に弱目のスプリングを入れられれば解決しそうですが…。
そしてどちらかというと今回はここからが本題、Mini14用のレールハンドガードを作成しました。
実物のマウントも輸入はできるかもしれませんが、ハンドガード内のバレルクランプとレーザーユニットが確実に干渉しそうですし、価格もそれなりに高いので自作しました。
尤も輸入してもマウントじゃなくてハンドガード扱いされたら税関で止まりそうだしね。
ベースにしたモデルはUltimak M4-Bですが、細部はそこまで似せておらず、さっさと光学機器を載せたいので今回は仕上げることを優先しました。
固定は前方のクランプ下部と、ハンドガード上部のネジで締めます。実物にあるハンドガード内のバレルクランプはオミットしました。
前方のクランプにはネジ穴を4つ設けておりますが、このトイガンではネジを2つしか使用しないため、残りの穴2つは使用しません。
レールハンドガードを取り付けるとこんな感じ。ガガンボのプリンターでは一度に出力できないサイズだったのでスライサー中程でカットし、出力後に繋ぎ合わせています。重い光学機器を常用しなければ大丈夫なはず…。
ちなみに何も着けていなければアイアンサイトも使用可能です。
まあ、フロント寄りのレールですので小型のダットサイトやスカウトスコープがオススメです。
室内で遊ぶ程度なら問題ないと思いますが、強度に自信があるわけではないので光学機器の取り付けは自己責任でお願いします。後方のネジは締めすぎるとチャージングハンドルが動きにくくなるので、締め具合は各自調整でお願いします。
あとはプリンターの状態やフィラメントの種類によって若干寸法が違ってしまうので、微調整ができる方向けです。
サポートの除去がちょっと面倒だけど、綺麗に取ってあげて下さい。
ちなみにプリントサイズはおおよそ「250x25x35(mm)」くらいです。
光学機器取り付け
手持ちで色々と試しましたが、一番しっくり来たのはローマウントなT1でした。
ガガンボはローマウントなダットサイトをフロント側に載せたい人間なのですが、AR系はハンドガードに載せるのはあまり宜しくないとされています…。でもこのMini14なら堂々と載せられますね!
今回のプリント用STLは以下のリンクで購入可能です。Mini14にレールを取り付けたい欲が抑えられない方はどうぞ。
今後はリアサイト付近に着けられるマウントを考えていますが、あの辺りがどこまでバラせて実物に近いかが問題ですね。そっちが使えればスカウトじゃないスコープも実用的になるんですが…。
それよりも今回のレールハンドガードの見た目を実物に近づける方が先かな?構造が違うからやらない気もするけれど…。
とりあえず一旦今回はこんなところです。
もっとレーザー銃が普及して、手軽なレーザーターゲットシューティングが流行ると良いですね。AK系が来ると嬉しいな。
おわり