3Dプリントでバイクのフィギュアを作る Part2
どうも、ガガンボです。
今回は、「スライサーソフトに弾かれないためのモデル調整になります。」
他のプリント用モデルも作りながら、最近ようやくゼルビスのモデルをスライサーソフトに入れました。いやー、腰が重かった。
なぜなら適当なモデリングだったので、閉じてないポリゴンが沢山あるのが分かってたから…。
ちゃんとFusion360とかの製図ソフトを使った方が良いのは百も承知ながら、勉強を始めるまでの心のハードルが…。まあ今回はC4DとPrusaSlicerで調整をした記録です。
正しい手順かは正直分からないので、ひとつのやり方として見てね。
(あと、3Dプリントを意識してきちんとモデリングするのが1番の近道ですからね。)
1. C4D上で作ったオブジェクトを一つにまとめる。
レイヤー右クリックのConnect Objects系は挙動がよく分からないので、自分はConnectを使用。Weldは不使用にして、全部のレイヤーを子にしてEditableにすると一括でまとまる。
2. stlで書き出し、PrusaSlicerに読み込む。
おお、ゼルビス。
3D編集画面では問題なく映っても、左下のボタンからプレビューにすると…
はいダメ―。ポリゴンが閉じていませんでした。
C4Dに戻って、各パーツを手直ししていきます。
手直しは一括調整とか多分ないのでちまちまやるしかありませんが、気にしたポイントを書いていきます。
・ポリゴン化しているものはポリゴンモードで法線の向きを確認しつつ(これは必要なのかは微妙)、Optimizeをかける(歯車アイコンでToleranceを効かせながら)。
それでうまく閉じないやつはClose Polygon HoleかPolygon Penで描いて、ナイフで切って…みたいなことをします。
・ExtrudeやSweep、LoftはCapをつけ、Create Single ObjectをOnにする
→そうしないと、Editableにしたとき、オブジェクトとキャップが分離したままになっちゃう
・BooleにもCreate Single ObjectがあるのでOnにする
調整して、スライサーに投げて確認。ダメなら調整して確認。
しばらく調整を続けてようやくエラーが出なくなりました。
が、モデルの一部が謎に欠ける現象が…。3D編集画面ではそんなことないのに。
回転させたり厚みを増やしたりしてもダメ。これは困った…となりましたが
オブジェクトレイヤーの左にある三角のアイコン、ここからモデルの自動修正をしてくれるそう。
綺麗になりました。ありがてー。
全景。あとはプリントするところまで来たぞ。
ですが残念、注文したPrusa Miniはまだ出荷報告すらありません。
注文日は10/22なので、そろそろ出荷してくれてもいいんですよ。
なお1週間注文が遅かったら出荷は来年になってました。おそろしや。
そういや昨日急にPrusa XLの発表と共に予約が始まりましたね。出荷予定は来年のQ2~Q3って書いてあったかな?
造形サイズ 「36cm x 36cm x 36cm」は素敵ですね。
より大きな造形物を作るようにEnder 5 Plusの購入も考えていたんですが、Prusaから出してくれるなら高いお金を出してもPrusa XLを購入したいですね。ええ。
予約購入しちゃった。
エクストルーダーが単体のものを選んでも20万円ちょいします。
お高いけど…まあ大丈夫。
届くころには色々と3Dプリントに手慣れているといいなあ。
おわり。